年末年始や年度末に本屋や文房具屋さんで多く見かける手帳。
お店で見かけるだけで、新しい年のスタートを感じてワクワクしますよね。
「毎日続けるぞ!」と気合いを入れて毎年手帳を買うんだけど、ずぼらで面倒くさがりな性格なので、なかなか一年間使いきれないんです。
気合を入れて購入したとしても、実はこんな悩みを持っている方は少なくないと思います。
- 面倒くさくて書き込むのをさぼってしまい、空白のページができてしまうと一気に書く気がなくなってしまう。
- 空白のページができてしまうと、古い手帳は無かったことにして新しい手帳を買いたくなってしまう。
- 始めは手帳をかわいくしたくてさまざまなペンやシール、イラストを書き込むが、毎日続かない。
- 専業主婦で毎日同じルーティンで過ごしているので、手帳に書き込むような予定があまりない。
手帳を一年間を継続して使うのって、思った以上に難しいですよね…。
今回は、以上の手帳についてのお悩みを持った方に向けて本記事を書きました。
お金をかけずに誰でも簡単に取り組める手帳術なので、ぜひ取り組んでいただきたいです。
そもそも『バレットジャーナルってなんなの?』とタイトルに疑問をお持ちの方もいらっしゃるかと思いますので、手帳術『バレットジャーナル』についても詳しくご紹介しますね!
ぜひ、最後までご覧ください♪
バレットジャーナルとは
バレットジャーナルとは、中点『・』を使った箇条書きで記入する手帳術です。
アメリカ人のデザイナーであるライダー・キャロル氏が考案しました。
元々は、学習障害をもったライダー氏が集中力を向上させるために考えられた手帳術です。
バレットジャーナル手帳術は、基本的に普通のノートとペンだけを用意すればできます。
月の予定(マンスリーログ)、週の予定(ウィークリーログ)、日の予定(デイリーログ)を箇条書きで記入することで、思考を整理し、タスクの管理をすることができます。
日本では、『「箇条書き手帳」でうまくいく はじめてのバレットジャーナル』(2017年出版)という本が有名になり、バレットジャーナルという手帳術が広まりました。
バレットジャーナル手帳術について知るには、この本が一番分かりやすいです!
バレットジャーナル手帳が継続しやすい理由
手帳を書く習慣がなかなか身につかない人は、冒頭で記述した通り、書くことが無かったり空白ページができてしまうとやる気がしぼんでしまったりするからです。
ひよこは毎年気合を入れて高い値段の手帳を買っていたけど、結局3か月くらいしか
続かなかったな…(笑)
そんな悩みをお持ちの人でもバレットジャーナルは継続して取り組みやすいです。
理由は主に以下の2点です。
理由①途中で止まってしまっても、次のページから始められる
バレットジャーナルは、手帳ではなく普通のノートを使っているため、もし面倒くさくなってしまっても、次のページから新しく始めることができます。
手帳でよく聞く悩みが、「面倒くさくなって、結局真っ白のページができてしまう」ということです。
書くことをさぼってしまって真っ白のページができてしまうと、それだけで書く気が無くなってしまいますよね。
バレットジャーナルでは、書くことが面倒くさい日は飛ばして次の日から新しいページを開いて書くことができます。
後から見返しても、空白のページがないため、やる気がなくなることがありません!
理由②自由に何でもかけるから、予定がなくても大丈夫
バレットジャーナルは、自分で自由に書く内容を決めることができます。
『手帳』という言葉を聞くと、予定を書き込むものという印象が強いかと思います。
予定が毎日決まっていて特に手帳に書き込むことがない人や、何を書き込めば良いのか悩んでいる人も、内容を自由に決めて書き込むことができます。
箇条書き形式で書くので、メモや予定、気になったことなど、思いついたことはどんどん書き込みましょう。
私は、書くことで頭の中が整理されて、面倒くさかったこともやる気が出しやすくなりました。
それぞれ自分が考えたルールで書くことができるので、自分なりの工夫を楽しめる手帳術です。
バレットジャーナル手帳の書き方
バレットジャーナルの基本の書き方を紹介します。
バレットジャーナルは、基本の書き方が存在していますが、手帳ではなく普通のノートを使うので、形式にこだわらず独自にアレンジして使っても良いです。
あまりこだわりすぎると毎日続けるのが大変になってしまうので、
ずぼらで三日坊主なひよこは『シンプルな内容のバレットジャーナル』を意識しています。
あくまでも基本の書き方なので、「自分だったらこんな風にアレンジしたいな」とイメージしながら読んでいただけたら良いかと思います。
インデックス(目次)を作る
まず始めに、インデックスのページを冒頭に作ります。
何ページ目に何を書き込んであるのかが分かるように、作成します。
新しいページを作り、後で見返したい場合は、インデックスページに書き込みましょう。
ページ数を全ページに書き込むのを忘れないようにしてください。
keyを決める
キーとは、箇条書きで書き込む際の印『・』に当たるものです。
TODOリストやメモ、重要なこと、日記などを書き込む際に使用します。
私は、TODOリストは『□』で、達成したら『■』に塗りつぶしています。
また、重要なことは『!』の印、メモは『・』で書き込んでいます。
キーを忘れてしまう場合は、キー一覧のページを作成しておきましょう。
フューチャーログ
半年から一年の予定やイベント、目標などを見渡せるものです。
手帳での年間カレンダーのようなものです。
私は、友達や家族の誕生日や大きなイベントを書き込んでいます。
マンスリーログ
マンスリーログは、一か月の予定を書き込むものです。
手帳のマンスリーカレンダーのようなものです。
最近は、カレンダーになっているシールが雑貨屋さんで売られているのを見たことがあります。
バレットジャーナルに貼り付けてもかわいいですね♪
デイリーログ
バレットジャーナルの一番メインになるページです。
毎日の予定やTODOリスト、メモ、目標などを箇条書きで書き込みます。
前日の夜や当日の朝に毎日書き込むページになります。
ひよこはこのデイリーログに毎日自分に対するほめ言葉を三つ~五つ書き込んでいますよ!
読み返すととっても自信がつきます。
また、読書をしていて覚えておきたいことや心に残ったことも、このデイリーログにメモしています。
後から見返すだけでも、記憶に定着しやすくなるのでオススメですよ!
コレクションページ
コレクションページは、自由に作ることができるページです。
私は、以下のページを毎月作って書き込んでいます。
ハビットトラッカー
ハビットトラッカ―は、一か月のカレンダーを表で作り、趣味や習慣化したいものを毎日チェックするために作っています。
私は、趣味の読書やおうちカフェ、ブログをしたかどうかを毎日記録しています。
また、筋トレやストレッチ、ウォーキングなど毎日習慣化して続けたいものも記録するようにしています。
一か月を見渡して継続したかどうかが分かるので、やる気につながり継続しやすくなります。
何かを習慣化させたい人は、ハビットトラッカ―のページを作成すると良いと思います。
ウィッシュリスト
ウィッシュリストは、毎月やりたいことや行きたいところ、達成したいことを書くようにしています。
書き込むことで頭の中が整理されるだけでなく、その月のやる気にもつながります!
欲しいものリスト
その月の買いたいものやほしい物を書きます。
一度書くことによって、すぐ買うことなく一呼吸置くことができます。
そのため、衝動買いが減り本当に欲しい物だけ買うようになります。
まとめ
いかがだったでしょうか。
本記事では、手帳が続かないという悩みをお持ちの方に向けて、バレットジャーナルという手帳術を紹介しました。
毎年気合を入れて手帳を奮発して買っても、結局続かず真っ白のまま…という方は、意外と少なくないですよね。
実際、私も毎年真っ白のまま年が終わってしまうことが多々ありました(笑)
このバレットジャーナルでは、たとえ続かない日が続いても次のページから再びスタートすることができるので、手帳を書いていない罪悪感を感じにくいです。
かわいいシールやマスキングテープで飾り付けたくなっちゃいますね!
毎日何を書くかは、書く人によってさまざまで自由です。
予定がない人も、毎日同じ予定で書くことがない人も、気軽に始められるのではないかと思います。
是非、ノートとペンを用意して試してみてくださいね♪
毎日コツコツ続けると、見返したときに嬉しくなります!
なお、当ブログではミニマリストならではのバレットジャーナル手帳の楽しみ方も紹介しています。
本記事を最後までご覧いただき、ありがとうございました。